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Collection #1

僕は、学生時代によく、CDをカセットテープに録音していた。
ミックステープって言うのかな?よく知らないけど。
いろんな曲をごった煮にして、1本のテープに収める作業。
当時ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーが
監修した『ロスト・ハイウェイ』のサウンドトラックに
大分しびれていたこともあって、
ああいう、曲間にいろんな効果音を入れたり、
わざとノイズを入れたり、
あるいはわざと曲の間を大きく開けたりして、
自分なりに凝った作業を通じて、
なんとかお気に入りのテープを作ろうとしていた。

まあそうやって作ったテープは、全部兄にあげてしまったから、
今は僕の手元にそれらはない。
今作るなら、どんなの作るかな、なんて話はまたの機会にして、
今回は上記とは別のテープの内容をココに記そう。
僕の細切れな知識で音楽を紹介するには、
こういう紹介の仕方がちょうどいい。

いろいろ音楽聴いていると、
ふいに頭の中に閃くことがある。
あの曲とあの曲が、頭の中でつながるときがある。
不思議だけれど。
「この曲の次にあの曲持ってきたら、いいんじゃない?」
って思うときがある。
あ、今はあんまりないかな、学生時代ね。
よくわからないけれど、DJやる人たちも、
そういう感覚でお皿を回してらっしゃるんじゃないかなあ、
なんて思う。

1曲だけすごく好きな曲が入っているんだけど、
聴くときは、それしか聴かないもんだから、
なんとなく物足りなくて、自然にあんまり聴かなくなって、
CDラックに眠ったままになるCDがよくある。
とくにサウンドトラックとか。
でも、せっかく買ったのに1曲しか聴かなかったり、
次第に聴かなくなるのでは、
そういうCDに入っている曲たちがもったいないじゃないかと、
そう思った当時の僕は、
そいつらを使って1本のテープを作ってやろうと思った。
うまくまとめれば、聴かなくなっていた楽曲たちも
輝かせることができるかもしれない。

って思ったのがきっかけかなー。

で、作ったのが以下のテープ。
当時の僕は(それを言うなら、今もだ)、
音楽を記録する道具としてMDも何も持ってなくて、
CDプレイヤーとカセットデッキがくっついたコンポだけ。

コンポを目の前にして、
テープに収める予定となったCDたちを床に積んで、
曲目と時間を書き込むノート用意して、
したら作業スタート。

かくして、120分テープに収められた楽曲たちは――


-A面-

01.The unnecesary patience

microstria(ミクロストリア) の 『reprovisersjapan(リプロヴァイザーズジャパン)』より。 microstriaは、マウス・オン・マーズのヤン・ヴェルナーと、オヴァルのマーカス・ポップのユニット。当時僕は、「音響」なるジャンルを聴きたくて、金に余裕を見つけ次第買っていた。その中の1枚、かな。これは2ndアルバムに対するリミックスアルバムで、 先にリリースされていた『reprovisers(リプロヴァイザーズ)』の日本仕様。楽曲とかちょっと異なっているらしい。僕が持っているミクロストリアの作品はこれだけだけど、静謐で電子的な響きがけっこう好き。ちなみにリミキサーは、ザ・シー・アンド・ケイクやジム・オルーク、暴力温泉芸者(中原昌也)など、豪華な顔ぶれ。この曲はザ・シー・アンド・ケイクの手によるリミックス。テープの中では導入部を意識して選曲されています。

余談だけれど、あの頃は「音響」作品は沢山レコード屋に並んでいたのに、今はさっぱり見かけなくなった。アーティスト自体が減ったのか?それとも流行じゃないからおかなくなったのか?なんというか、1ジャンルの盛衰を見た(ような)思いです。



02.Angel

Massive Attackの『Mezzanine(メザニーン)』より。いわずとしれた名盤ですね。ポーティスヘッドやトリッキーと並んで、「トリップホップ」なんてジャンルで呼ばれたっけ。ミドルテンポの沈み込むようなダヴィなビートと、冷たくもソウルフルな歌声が絶妙。でもどこか美しくて、うっとりしてしまう。この次に出たアルバムは何か軽い印象で、結局買わなかった。



03.FRESHLY SQUEEZED

ANGELO BADALAMENTY、『SOUNDTRACK FORM TWIN PEAKS』より。インストゥルメンタル。ツイン・ピークスは観てもいないし、僕は特にデヴィッド・リンチの熱心なファンではない。好きだけれども。そしてアンジェロ・バダラメンティの音楽も好き。彼個人のアルバムは持ってないけどね。 ジャズなテイストを持った、妖艶で、叙情的で、退廃的な楽曲。テープ全体で、電子的なんだけど有機的で、冷たい響きを持った、くどくない、適度に落ち着いた世界観にしたかったから(たとえば映画のスコアのような)、こんなのも選んでみたのだった。上のマッシヴアタックからのつながりもそんなに悪くないと、自分では思う。



04.death dies

Goblin(ゴブリン)の『Profond Rosso』より。インストゥルメンタル。ゴブリンてのはヨーロッパのプログレバンド。でも僕が思うプログレバンドとはチョット違う感じ。ゴブリンと言えば、イタリアの映画監督ダリオ・アルジェント。あのけばけばしいミステリアスホラーには、ゴブリンの音楽が実によく似合う。僕はダリオ・アルジェントの映画が持つ雰囲気(日本でいうなら楳図かずおさん)がかなり好きで、金さえあれば全作品そろえたいくらいだ。でも持っているのは、「オペラ座/血の喝采」だけ(サントラも持ってるよ。ロジャー・イーノやブライアン・イーノの曲もあり、いいアルバム。)。あ、この曲が入ってるアルバムは、ゴブリンとしてのデビューアルバムだそうだ。映画「サスペリア2」で使われた楽曲を収めたために、邦題は『サスペリア2』となっているが、原題は『Profond Rosso』。しかも実際には「サスペリア2」は「サスペリア」よりも前に制作されたものなのだから、ややこしいったらない。日本では「サスペリア」に続いて公開されたから、「サスペリア2」。安直。しかもしかも、「サスペリア」と「サスペリア2」は、内容的になんらつながりはない(!)。なんのこっちゃ。テープの中では、ここらで緊迫感を持たせたくて、ゴブリンのスリリングにして原色系の楽曲を入れてみたんだと思う。ちなみにゴブリンは 映画「ゾンビ」の音楽も担当してたのだ!



05.CRYING AT AIRPORTS

WHALE(ホエール)の『ALL DISCO DANCE MUST END IN BROKEN BONES』より。このホエールは今はどこで何やってんだか知らないけれど、これもまたトリップホップ(モロではないけれど)。2ndアルバムだけれど、1stにはトリッキーが参加していたそうだ。1stの頃はともかく、これがリリースされた98年にはトリップホップはけして下火ではなかったと思うのに、なんでイマイチ名前を耳にしなかったのだろう。けっこういいアルバムだと思う。メロディもPOPだし。ヴォーカルのキア・ソロは、解説にも書かれているように、ガービッジのシャーリー・マンソン風のヴォーカルだ(今の僕ならスキンダイヴのダニー風と言うが)。コノ手のダヴィなサウンドには、艶っぽい女性ボーカルがよく似合う。ジメジメした林の中を冷めた気持ちで歩いている、そんな気持ちになりやんす。



06.Uncle Bill's Message(part1)

これはあんまり言うことないんだけど、デジタルハードコアバンド(というかユニット)のアルバムより。次の曲への導入部という感じで使っただけで、特にこれに関するこだわりはない。内容も電話口で男がしゃべっている様子を模したようなものだ。語りは非常に短くて、最後は「Fu** your mother」で終わる。



07.Tokyo The Edge 〜Techno Ver.〜

『映画 孔雀(KUJAKU)オリジナルサウンドトラック』より。クリストファー・ドイルが監督した映画「孔雀」のサウンドトラック。主演は浅野忠信。まあ観てないんだけど。記憶力の凄すぎる男の話、みたいな。「究極のミクスチャー系サウンドアルバム。テクノ・アンビエント云々」って書いてあるから思わず買ってしまったが、それほどでもなかった。misa joeyの歌が収録されているが、それが1番良かったかな?あとはテーマ曲。この曲は言うなればテクノ。近未来の街中を「車」じゃなくて「ホバー」で軽快に走る感じ。ちょっとしたノイズじみた音から始まるので、前の導入部を受ける感じでスタートできて、自然につながるから良いかと思い、入れたんだと思う。


08.RED RIGHT HAND

映画「SCREAM」のサウンドトラックより。歌っているのはNICK CAVE AND THE BAD SEEDS。このサントラは好きで、けっこうよく聴いた。コノ頃からサントラがコンピレーション化したと思うんだけど、その先駆けみたいな気もする(大元をたどれば、それは「ジャッジメント・ナイト」のサウンドトラックだという説は、なるほどと思う)。映画もヒットしたしね。これに続けとばかりにみんなサントラに色んな歌入れ始めたように思う。テープのコノ位置にニック・ケイヴのこの曲を入れたのは、ちょっと渋みを出したかったから以外に理由はないと思う。安直。特にケイヴのファンじゃないしね。でも好きな曲。



09.IAMBIC 5 POETRY

SQUAREPUSHER(スクエアプッシャー)の『BUDAKHAN MINDPHONE(ブダカーン・マインドフォン}』より。 僕は初期の人力ドラムンベースみたいな頃のスクエアプッシャー(=トム・ジェンキンソン)は知らなくて、ちょっと鬱々(うつうつ)とした、アブストラクトな音を鳴らすようになってからの彼しか知らない。これ以降に傑作と言われるアルバムを出してもいるけれど、僕はまだ手に出来ないでいる。これはミニアルバムね。この曲はかなり好きで、メランコリックなメロディがはっきりと鳴らされている。鐘のような音で。秋になって部屋の窓から外の雨を見ているような、そんなグレイな気持ちになってしまう、素晴らしき曲。秋の長雨のお供にちょうど良い。テープでは、ここらで終わりに持っていくために、 雰囲気転換、渋さから静寂へとシフトをねらったんだと思う。



10.Teardrop

Massive Attackの『メザニーン』より。たぶん僕がマッシヴアタックの中で1番好きな曲。美しすぎる。暗いんだけど、なんでこんなに崇高な雰囲気を持っているんだろうか。久々に聴くと鳥肌が出る。ティアードロップというタイトルに相応しく、暗闇の中で光り輝く涙がイメージできる。これにてほぼA面は終了。


11.NAMM weekend pass mix

1曲目と同じミクロストリア の『リプロヴァイザーズジャパン』より。これはテープに統一感を持たせるために、最後にも電子的な作品を持ってきた。リミキサーはジム・オルーク。幽玄なホルンの響きから始まり、ときにノイジーな電子の波に揺られ、沈み、最後に延々とピアノが単音で鳴らされたまま、「フェイドアウト」していくのも、終わり方としてはしっくりくる。




-B面-

01.microlab:endless summer

これまたミクロストリア の『リプロヴァイザーズジャパン』より。僕は統一感のあるというか、たとえそれが無意味(無駄)であっても、コンセプチュアルなものが好きなので、こんなように、形式にこだわってしまう。A面の頭にならってB面も、というわけだ。リミキサーはステレオラブ。夢見がちなコーラスが聴こえてきた時点で、楽曲はもうステレオラブ色。その後ろにはウニョウニョした電子音が舞っているので、両方に交互にじっくり耳を澄ますと、目の細かいサンドペーパーをそっとなでたときのような、 滑らかなんだけど、確実にある、「気持ちの良いひっかかり」が堪能できる。



02.THE BOOKHOUSE BOYS

ANGELO BADALAMENTY、『SOUNDTRACK FORM TWIN PEAKS』より。これもまた、ここはちょっと落ち着きましょうやって気持ちで入れたんだと思う。まろやかで、どっかエロくて、タバコの煙と、酒が似合う。静かに漂うミステリーの予感。



03.Flim

APHEX TWIN、『COME TO DADDY』より。別のところでも書いたけれど、この曲は僕がエイフェックスツインの曲中、1,2を争うくらい好きな曲。上の有機的な響きから一気に電子な響きへ、けれどその底にあるメランコリーな「何か」は失わずに、つなげようと試みて、うまくいったような、失敗したような。硬質で落ち着きのないビートの上を舞う、はかない音色がとても好き。



04.SMOKE

A面の5曲目と同じく、ホエールの『ALL DISCO DANCE MUST END IN BROKEN BONES』より。中盤に入る男性陣のヤケクソコーラスが暴力性を感じさせ、アルバム中では一番アグレッシヴではないかと思う。イントロのデロデロした、あるいはジメジメした土くさい感じが、前曲との対比で引き立てばナイスかと思い、ここに選曲。これまた好きな曲。最後は空間的広がりを持ったノイズで終わるので、次の曲へのつなぎとしてもナイス。


05.Gymnopedia NO.1

『classical ever! one』より。作曲者はSatie。いわずとしれた大名曲ですね、これまた。前曲のノイズがぷっつり途切れた後、ふと鳴るピアノの物憂げな音色。昼下がりのような、ぼんやりとした空気の中に、郷愁が滲みます。前々曲にも通じる何かがある。ノイズの後には静寂を、とねらって入れた曲。


06.HAPPINESS IN SLAVERY

NINE INCH NAILSの『FIXED』より。そして静寂の後には暴力性を、というわけで選ばれたのがナイン・インチ・ネイルズ。これは『BROKEN』に収録されている同曲のリミックス。重いハンマービートを抜き出した、わりかし落ち着いたリミックスですが、前の曲が曲だけに、重さがいっそう響きます。機械のような冷たさを放ちながらも、途中で挿入される悲鳴(?)が、ふいに人間の存在を呼び戻す。そしてまた冷たいビート。最後は水の流れるような、ホヨホヨとした変な音で終わる。


07.Five Pieces for Orchestra Opus10

『THE EXORCIST(エクソシスト)』のオリジナルサウンドトラックより。作曲者は、Anton Webern。昔の曲です。前曲でそこはかとなく感じた恐怖感や冷たさを、さらに倍増、ということで、実験的な小品をここに収録。一応「エクソシスト」のサントラに使われているけれど、別に、それ用に作られたものではありません。しかしどう聞いても恐怖映画専用だね、コノ曲は。心を不安にさせる甲高い音色に重なる、何かの到来を予感させるような、リズミカルな金属音。おお怖い。ビックリドッキリ系じゃないし、エログロな気持ち悪さでもないし、このヒタヒタと迫る感じ。表面的には静かだから、少なくとも心の表面は先の曲よりは落ち着くだろう。落ち着いたところで、次の曲で、沈み込む。



08.Risingson

Massive Attackの『メザニーン』より。言うことは特にない。ここでしっかりした歌モノを、という感じだろうか。沈み込むのだけれど。


09.SHIN TRIAD(WAGONCHRIST MIX)

スクエアプッシャーの『MAXIMUM PRIEST』より。トリップホップが持つソウルなイメージを、ジャズに転じて、そこからスィングじみた展開へ。ということで、ドラムがビョヨヨン&ボコスカ気持ちよい、けれど電子的なこの曲へ。テープの中では次の曲へのつなぎみたいなイメージだけど、でも好きな曲。ちなみにリミックスを担当しているワゴンクライストはルーク・ヴァイヴァートのプロジェクト。以前はトレント・レズナーの作ったレーベルnothingからアルバムを出したりもしていた。



10.Slung

FOETUS(フィータス)、『GUSH』より。 フィータスはジム・サールウェルのソロプロジェクト。これ以外にも沢山アルバム出しているけれど、僕が買おうと思うときはいつもないので、なかなか手にすることができない。ノイズ・インダストリアル界の大物であるけれども、いまいちマニアックなのは曲がPOPじゃないからだよ、絶対。いろんな音をぶちこんで、洪水みたくして、その中でさらにつぎはぎじみたことをやるもんだから、音はすごくエネルギッシュ。それが渋いアヴァンギャルドなヴォーカルやジャジーなテイストとあいまって、鋼鉄にして緊張感溢れる怒涛のハイエナジーミュージックとなる。この曲は、前曲のテイストを損なわぬまま、よりビルドアップされたものをここらでガツンとぶつける、そんな意図で選曲。生っぽいバカスカしたドラムがとてもカッコいい。最後に「スラァァアング」という締めもよろしい。


11.Suzie's Theme

『映画 孔雀(KUJAKU)オリジナルサウンドトラック』より。ぶっちぎりのテンションをここで、いきなりクールダウン。けれど、前の曲にあったブルージーなイメージ(あくまでイメージ)を引き継ぐために、ここではハーモニカが使われているこの曲を選択。夕暮れが似合いそうなゆったりした音色に身を委ね、次に広がる世界に備える。


12.FEET-LIKE-FINES

COCTEAU TWINSの『victrialand』より。コクトーツインズは再結成?したのだっけ?あるいは再結成ツアーしようとしてやっぱりやめたんだっけ?まあそれはともかく、とっても夢幻で、アンビエントな音像の中にエリザベスのハイトーンなヴォーカルが風のように吹き、世界を揺らして、吹き抜けていく。また戻ってきたかと思ったら、そこにわだかまって、全方位に広がっていく。このアルバムはほとんどリズムレス。この曲は、星たちが渦を巻くようなキラキラした出だしから、途中で一気に、けれど静かに、その星の渦が燃えるように、展開するところがとても好き。今で言ったらシガーロス?にも通じるような、そんな気がしないでもない。通じないかな。星が燃え尽きるイメージと共に、このテープもほぼ終了。


13.dual

ミクロストリア の『リプロヴァイザーズジャパン』より。最後もこのアルバムからの曲で閉じる、そんな構成になってしまった。これは#/TAUによるリミックス。ノイズ混じりのラジオのようなザーザーした出だしと音声から始まって、ぶつ切りにされたとても緩やかな電子音のループに乗るとても細かな音、ノイズ。うっかりしていると眠りそうになるが、最後に何かが落ちるみたいな「コツン、コロコロ」 って音で目が覚めて終了。意図は特になし。



ってな感じのテープがまず1本ありました。説明長いけど。
作った当時はあまり好きではなかったんだけど、
最近久しぶりに聴いたらアラ不思議、
いい感じだったので、なんとなく書いてみた。
厳密に言うと、B面の9曲目と10曲目の間に、
映画「ハロウィン」のサウンドトラックから抜粋した
細かいセリフが入っているんだけど、ほんと細かいから除外。

いわゆるギターロックの類は1曲も入ってない。
見事に入ってない。なんでか分からないけれど。
今こういう雰囲気の作るのだったら、
きっとここに、テレフォン・テル・アビブの
曲とか入れるんだろうなあ、と思う。
ラルトラとか、MUSIC A.M.とか。
それでも今もしまたこういうの作ったら、
もっともっと幅が狭いものになるんだろうなあ。
あんまいろいろ聴かなくなったしなあ。
なんて、今回の文章を書いていたら、
自分の音楽の聴き方、その移り変わりにまで、思いが及びました。

果たして上の収録曲に興味ある人がいるのか分からないけれど、
いらっしゃいましたら、ご自身で全部集めて作ってみてくださいな。
なんてー、そんな人きっといないよね。
まあいいや。想像して楽しんでくんさい。
機会があれば、また別のも記そうかと思いますが、
次はないような気が、しないでもない。
なんでって、どの曲がどのアルバムに入っているのか、
調べるのが面倒くさくって(笑)。

2006/01/03
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