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隣人13号、映画化

井上三太(いのうえ・さんた)さん原作のマンガ、
『隣人13号』が映画化されるという。
話は単純と言えば単純、
いじめられっ子で実は二重人格の主人公が、
もう1つの人格と格闘しながらも、
ひたすら暴力&殺戮を行っていくという、
スーパーバイオレントな作品だ。
僕は三太さんの大ファンではないが、
『隣人13号』は好きなのだ。
間違いないように言っておくと、
この作品は「サイコサスペンス」ではない。
複雑でミステリアスな二重人格という要素は
物語の味付けであって、これがメインではない。
メインはあくまでヴァイオレンスな描写。
主人公の十三(じゅうぞう)の裏に潜むもう1つの人格は、
新聞勧誘の兄ちゃんの眼を包丁で真一文字に切ったりする。

映画化という話を聞き、
「果たしてキャストは?」と思い調べてみると、
主人公の十三を小栗旬、
そしてもう1つの人格を中村獅童が演じるという!
ホントに偶然なんだけど、
僕は映画化の話を聞く少し前に、
「もし映画化されるなら…」と
自身でキャストを考えていたのだ(!)。
んで、僕が考えた主人公の十三役は
カラテカの矢部太郎くんであった…。
って映画の話題性がなくなっちゃいますか?
やっぱミスキャストかなあ(笑)。

2004/03/26

もしも、お金が、なかあったら〜(西田敏行風に)

僕はたまに思う。
もしもこの世に「金」がなかったら、
今どういう世界が目の前にあっただろう。
「金」という概念が存在しなかったら。
経済や資本主義、社会文化などに
通じている人ならば、
鼻で笑いながら何らかの答えを
僕にくれるのかもしれない。
どうだろう、もしも「金」がなかったら、
世界は今ほど腐っていなかっただろうか。
あるいは逆にもっと腐っていただろうか。
どちらだろう。今となっては無意味な思考だけれど。

関係ないけど、最近初めて安部公房を読んだ。
『箱男』。軽く衝撃でした。
いや〜すげえなあ。

2004/03/20

LDOA、東京でショウ

管理人が大好きなスウェーデンのバンド、
LAST DAYS OF APRILが
5月24日(?)に東京でショウを行う模様です!
祝来日!
(ってまだ分らんよなあ、ぬか喜びは危険だが)
しかし嬉しい。
何を置いても、とは大袈裟だが、
よほどのことがない限り僕は駆けつける。

2004/03/18

春のせい

ふと吹く風に暖かさを感じると、
近所のうちの庭には梅が咲いたりしている。
新聞には
高校の合否発表の様子が
写真つきで載せられている。
世間は卒業式シーズンで、
大型家電の店には
娘や息子の一人暮らしに必要な品を、
彼らと共に調達する、父母の姿がチラホラする。

僕には取り立ててイベントはないけれど、
なぜか気分がソワソワする。
不安と期待が入り混じったような、
何かが終わって何かが始まるような、
例えるなら中学・高校のクラス替えの日のような。

この気持ちは春になる度感じている気がする。
いくら年をとっても、春になる度、
この感覚を味わうんじゃないか、そんな気がする。
なんて、考えすぎか。
ピーターパンじゃあるまいし。

 「黒髪の思い出を美化
 モラトリアムの地獄絵図をそんなに見たいか?
 そんな少年性をいつまでたっても誇示しとる
 可愛気もクソもない大人子供」
(by ZAZEN BOYS)

春ぐらい、いいじゃない。
春なんだから。んね。

2004/03/17

プロレスVS.K-1かい。

アレクセイ・イグナショフ対
スティーヴ・ウィリアムスの試合なんて
観たくなかったなあ。
結果は、イグナショフが膝蹴りで
ウィリアムスを秒殺。あっという間だった。
あれじゃウィリアムスが晒し者じゃないか。
馬場さん在りし頃の全日本プロレスが
好きだった僕にはつらい映像だった。
プロレスラーのウィリアムス、好きだったんだよお!
ゴディーと一緒にカッコよかったんだよお!

まあ「プロレス」で勝負したら
ウィリアムスの圧勝だろうさ。
見せ方だって断然上手いだろうし。

チクショウ…
絶対負けるとは思ったけど
まさかあんな負け方とは…。悲しい。

2004/03/14

山梨出身

僕の郷里であり、現在住地は山梨県。
そんな山梨県出身のバンドが
最近目立っているような気がする。

まずは我らがレミオロメン、
彼らは御坂町出身だそうだ。
そしてはやぶさジョーンズ。
彼らは僕の家からそう遠くない高校の
出身者だという。
そしてアウトロウ。
彼らは田富町出身。
ここは少し僕の家から遠いけど、
車なら全然行ける距離だ。

別に僕が何かしたわけではないのだが、
何か同じ郷里出身のアーティストがいると
嬉しいし、誇らしい。
昔は山梨出身っていうと、
トシちゃんとサンプラザ中野さんぐらいしか
思いつかなかったものだけれど…。
いやバカにはしてないですよ(笑)。
僕はサンプラザさん好きですから。

2004/03/07

ビリー・コーガン曰く

スマッシング・パンプキンズ解散の原因は、
ジェームス・イハにあるというではないか。
この言葉が真実かどうかはわからないけれど、
スマパン解散後に色んな雑誌に出た
イハのインタビューを読むと、
妙に信憑性が出てくるのが悲しい。
だって何かイハは
全然スマパンについて話したがらないし。
むしろ今は自分の時間が持てるようになって
ホッとしているような印象すら受けたし。
とするとやはりイハは
スマパンを辞めたかったのだろうか。

2004/03/02

アンタッチャブル

Amazonで予約した
ラスト・デイズ・オブ・エイプリルの新作、
23日発売なのになかなか発送されないなーなんて思ってたら
僕が予約したのはUK盤で、これは3月1日に発売らしい!
なんだとぉ…。
HMV見たらスウェーデンの盤はもう24時間発送してやがる!
ちくしょう…。
Amazonキャンセルするのもしゃくだから
このまま待つことにした僕であった。。まあいいよな。
ちなみに日本盤は4月21日の予定らしい。

関係ないけど、最近の堂本剛は
ジョニー・デップを意識している気がする。

2004/02/26

ぼぉくドラえもん(大山ノブヨ風に)

この間電車の中吊りを読んでいたら、
100%ドラえもんのカルチャーマガジン、
『ぼくドラえもん』が創刊されるとの広告が!
100%ドラえもんてドラえもんのネタしか
載っていない雑誌なのであろうか?
しかも月2回発行するそうじゃないか!
大丈夫なんですか小学館さん。。
そんなに沢山ネタがあるのかなー。

…ってそんな心配大きなお世話ですね。

2004/02/22

サイト引越しはいまだ遠く

大分前、去年の暮れくらいから
ジオシティーズ拡張版なるものが
アナウンスされておりまして、
当然それは旧型のジオシティーズよりは
使い勝手が良いわけで、
旧型ジオシティーズにサイトを持つ僕としては
何とかそちらに移行できないものかと
一応数時間(わずか数時間)踏ん張ってみましたが…
えーこのたび挫折しました!(笑)。
だって超めんどくせーしぃ。
URLなんか別に短くならなくても良いしぃ。
容量だってそんなん変わらないみたいだしぃ。
常時接続ならまだしも、
ダイヤルアップの僕には引越しはつらいんだよ!
非常に異常につらすぎる!
時間すごいかかる。。。かかりすぎるって。
ヤフー側は僕のような人間の為に
引越しツールを近日公開とか言ってるから
それが使用可能になってからでもいいかなあと思い。
でもどうせ引越しするならジオシティーズから出たいなあ
なんて思っている優柔不断な僕であった。

ああ、サイトスペースを借りるまでいって、
無駄に頑張った数時間が無駄であった。もったいない。
というわけで、
まだまだこの場所で営みつづけます!

2004/02/17

本屋で苦痛。

先日友人と、
この近所ではおそらく1番大きな本屋へ行った。
そしたら本の多さに驚いてしまった。
日ごろこじんまりした本屋にしか行かなかったり、
インターネットで情報に触れたりしているから、
世の中には実際こんなに情報が「溢れ」ていることに、
僕は気づかなかったのだ。
その溢れ具合をその本屋で視覚的に体験してしまった。
個人的にはなかなかにショッキング。
こんなに沢山情報が身の回りにあるのに、
自分の頭はなんてスッカラカンなのだろうと…。
だからって、
今現在がっついて本を読んでるかというと、
全然そんなことはないのだが。

2004/02/13

新聞記事に希望を見つける。

スウェーデンに住むある女性は、
1963年、今から40年ほど前に、
サイフをなくしたという。
中にはまあある程度の金銭と、
写真などが入っていたそうだ。

そのサイフが、なんと、
40年ぶりに女性の手元に届けられたと、
そんな記事を僕は先日読んだ。

唸ったのはその後の記述を読んだときだ。
サイフの中味はそのままで、
中にはある言葉を書いたメモが入っていたらしい。
それは、「決して希望は捨ててはいけない」。
そんなような言葉が書いてあったと。

しかし、サイフを届けた主は不明らしい。。

2004/02/06

眉間のしわ

僕はよく眉間にしわを寄せる子供だった。
よく父親に眉間をなでられたもんだ。
「またしわがよってるぞ」って。
幼稚園のときの写真なんか見ても、
きっとしわが寄っているのだと思う。
今ではかなりマシになっているだろう、
と自分では思っている。
いったい何が原因で僕はしわを寄せていたのだろう。
そんなに色々考えていた記憶もないのだが…。

2004/02/02

木下くんの日記を読んで―

アート・スクールのHPで木下くんの日記を読んだ。
スティーヴン・キングの話が書いてあった。
書きっぷりからすると、かなり影響というか感銘を受けているみたいだ。
僕もテキストの中で触れたことがあるけれど、好きだったなあ、キング。
なぜ過去形なのかというと、今は読んでいないから。
「It」以降の作品は僕は読んでいない。
だからまあ比較的初期のキングしか僕は知らないんだけど…。
「It」を最後に、キングは少年たちにフォーカスを当てた作品を書くことをやめた。
自身でも確かそう宣言しているはずだ。
それまでの作品ではいつだって少年少女が主人公だった――

処女作「キャリー」の中では、いじめられっこのキャリーが パーティーで豚の血を浴びせられた瞬間にサイコキネシスを爆発させるのだ。 「ファイアスターター」の中ではパイロキネシスを持って生まれてしまった少女の悲しみが描かれる(宮部みゆきさんの「クロスファイア」がこれに影響を受けていることは言うまでもない)。「クージョ」の中では、炎天下の車中に取り残された状態で、狂犬病に冒されたクージョから何とか逃げようとする母親ドナと少年タッドが描かれる(結局母親の姦通に対する代償として、少年は命を落とすのだが)。名作「シャイニング」は、ある種の超能力を持つ少年ダニーとその父親ジャックの関係性が軸になっていた。「It」の中では、7人の男女が、自分たちの故郷に棲む「It」を27年越しで退治する。物語は男女の小学生時代である1958年と、成長してからの1985年を行きつ戻りつするのだ。少年たちは眩しい夏休みを楽しく過ごしながら、一方では不良にからまれながら、自分たちの町に何かがいることに気づき始め、対決を決意するのだ。一度は退治するものの、27年後に再び「It」は動き出し、てんでバラバラになっていた7人もまた終結する(1人は召集がかかった時点で自殺してしまう)。そして対決。素晴らしい作品だった。終わって欲しくないと思ったはじめての作品だ。

――僕はなぜ「It」以降を読まなくなったのだろう。
ノスタルジア、その感じが好きだったのかもしれない。
思春期、少年性、あわい気持ち。そのリアルな描写。
蒼い、とても蒼い感じだった。胸がキシキシした。
ときにその描写は偏執的なのだけれど、
人間の気持ちってのはそんなものだ。
絶えず何かにこだわっている、恋焦がれている。
特に思春期ってのは、取り立てて視野が狭かったりする。
客観的になれずに、些細なことに死ぬほど悩んだりする。
そんな様子をキングは巧みに描写していたのだと思う。
(もちろん少年少女たちに限らず、成人男女についても。)
僕はそんな描写に激しく揺さぶられたのだ、心を。

あ、何かまた読みたくなってきたかオレ。

2004/01/28

ZazenBoys → NumberGirl

最近は何故かナンバーガールの
『殺風景』をよく聴いている。
ザゼン・ボーイズを聴いた後でこれを聴くと、
また新鮮味があるのが不思議だ。
もっと遡って、
『スクールガール・バイバイ』を聴く。
“omoide in my head”のイントロで鳥肌を感じる。
うーんやっぱり良いなあ。改めて唸る。
向井さんの作る「歌」はもう聴けないのかなあ。
「やりたいことは変わっていく」と向井さん。
なるほど、じゃあまたPOPなものも聴けるかもしらん。
少し期待してしまう。

先日深夜に放映された『Jam Films』を観た。
7人の監督によるオムニバス。7つの作品。
山崎まさよしさん主演の「けん玉」が良かった。
二人暮しの「なあなあ」な感じと、
フトおとずれる緊張感。なんかリアリティあり。
物語を動かす“けん玉”の、
小道具としての大活躍ぶりも面白かったし、
微笑ましかった。

2004/01/25

COMING SOON

公式HPからの情報によると、
LAST DAYS OF APRILの
新作が早くも2月にリリース予定だそう。
タイトルは『If you lose it』。
楽しみですなあ。
さらに3月にはそこからのシングルも
リリース予定だとか。
楽しみだなあ。

COMING SOONといえば、
いよいよ来週であります。
SYRUP16gのライヴ。
僕にとってはライヴ自体が約1年ぶり。
これまた楽しみだあ。
……。
ううむ今日はお腹が痛い。
下ってるのか…。
よって、これにて。。

2004/01/22

雪の降る夜

遠くの空で、
街の明りに照らされながら
ゆっくり落ちてくる雪は、
なぜかしら神聖な感じがします。

チッコイ頃は雪を丸く握って、
アイスみたくかじりついていた記憶がある。
夢?じゃないような。
今日、勢い余って、童心にかえってやろうかと思って、
かなり久々に雪にかじりつこうかと思いましたが、
何かが僕を止めました(笑)。
もう子供には戻れない!(当たり前)。

2004/01/17

I'm tired.

ある大学教授が
食事の席で言っていた。
なぜみんな旅行だ旅行だと言って、
外へしか出て行かないのかと。
内側、内的世界への旅を何故行わないのかと。
精神世界の旅行。
これは宗教や薬物の話ではないだろう。
「楽しんで考える」ということだ、きっと。

しかし、考えるということはひどく疲れる。
そして最近の僕は疲れているような気がする。
考えるべきことが、沢山あるのかもしれない。
いろいろな問題を、
「思い通りに行かないのが世の中だ」と、
割り切って、やり過ごしていいのだろうか。
「仕様がない」で、終わらせて良いのだろうか。
きっと、こんな葛藤は、「よくある話」なのだろう…。
けれど、不幸にもそれは他人事ではない。
僕は疲れかかっている。
どうか判断を誤りませんように。。

2004/01/12

火星にて

普通に人間が
カメラの前に出てきたりしたら、
何か面白いなあ、
「あれ、これカメラ、撮ってるの?」
みたいな感じで。
麦わら帽子かぶったオッサンとかが。
でも地球は大騒ぎだな。アハハ。

頭の中を真っ白にしたい僕の、
今日のBGMはレイ・ハラカミさん。。

2004/01/10

明けてしまった

とりあえず、おめでとうございます。
年も明けたことだし、○○しよう、
なんて言葉をいう気持ちに僕はなっていない。

体を鍛えようと思ったとしても、
腹筋をすると胃液がチャパチャパして
嫌だったりするから、腹筋はきっとあまりやらない。

いやいやそんなことよりも、
僕は正念場にきているのだ。
何かが僕の中で終わるかもしれない。
そんな予感がしている今日この頃。
終わりは始まり、そんな考えもあるけれど…。
心は閉じがちだ。そして行動も。
アーメン。

2004/01/05


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