□Comment …
明らかに前作よりも音が鋭利になっています。鋼鉄感が溢れまくり。97年リリース。ちなみに今作はフルバンドでのレコーディング。だけども「バンド」を感じさせません。その原因はドラムのジーン・ホグランかも。凄すぎ。精確無比。高性能マシンのごとくドラムを叩いています。曲は相変わらずノイズギターの波を主とした構成ですが、前作よりスピード感があるかも。とにかくスットぱしているので、スピード狂にはもってこい。メロディも結構しっかりしてるし。それと、ヴォーカルにディレイがかかっていたりするので、やはり音に広がりがあります。

デス声を敬遠してる人(僕もそうですが)にも是非聴いてもらいたいです。アルバム全体のイメージは重装備の高性能宇宙戦艦。ワープ可能。しかも向かうところ敵無し。邦題は『歌舞伎町から超鋼鉄重低爆音』。言いえて妙。